2016年3月14日月曜日

音大の今

先日、3月11日ピティナ広島中央支部の総会に出席してまいりました(^^)

会の前半は活動報告など、各支部の先生方のご尽力に頭の下がる思いでした
そして、後半は「音大の今」というテーマで
エリザベト音楽大学の垣内敦准教授と、
広島文化学園大学の末永雅子教授の講演がありました

「音大の今」というこのテーマ、ピアノ講師としてももちろんですが、
ピアノ学習中の子を持つ親としても切実で重要なテーマ(^_^;)
いやが上にも関心が高まります

二人の先生方のお話を聞いて思ったのは、
自分の時代とはだいぶ様変わりしているということでした(^_^;)

特に母校である文化学園大学は入試の内容から入学後の履修内容まで
時代とともにとても変容していました
特に履修内容に関しては、
ポピュラー、アレンジ、音楽療法など
様々な科目を選択できるシステムになっており、
「ピアノ指導者をめざす授業」では教材研究、レッスンメソードなどもあり、
まさに盛りだくさんでした(^^)

演奏会を開くために会場予約などの実践もあるとのこと、
自分達の時代では卒業後まさに手探りで覚えてきたことを
ちゃんと学校で教えてくれる…
学校自体が生徒の現実的な卒業後の活動に視点を置いて
学習の内容を様々に工夫しておられることを実感しました

一緒にいた同窓生の「今の時代に行きたかった~」
という言葉が印象に残っています(^_^;)

卒業後のことなどな~んにも考えず、
ひたすら音楽とだけ向き合っていた能天気な自分の学生時代のことを思うと、
正直どちらが幸せなのかは答えを出しにくい面もありますが、
時代のニーズに合わせて様々な努力をなさっている
学校の経営者の方々、諸先生には本当に頭が下がる思いです

エリザベトの垣内先生のお話で印象に残っているのは
「ピアノ科の生徒は卒業後一般就職した際も、うたれ強く優秀な人材が多い。
なぜならピアノ科の生徒は幼い頃から先生のガミガミに耐え、
数々の本番を経験している…」という言葉でした(^_^;)

そうですよね~、
それに加え毎日コツコツ、譜読みをし、テクニックを磨き、曲を覚えets…
ピアノ学習って本当に、根気と忍耐を要するものですね
それでも多くの生徒さんが果敢にそれに臨むのは
その先に豊かで計り知れない喜びが待っているからですね(^^)
音楽の豊かな喜びを知り、芸術の心の世界を持っているというのもきっと、
社会の中でしっかり歩いてゆける大きな力となっているのだと思います

ピアノ教室の講師としては、この喜びに到達するまでの根気と忍耐を
どうにか生徒さんに身につけてもらうというのが大きな仕事ですが、
これもまた根気と忍耐…(^^)
ですがその先に大きな喜びが待っていると思えば、
やりがいのある仕事をできることに感謝です(・∀・)

音大の現実を考えることはまさに音楽と社会の関係を考えることであり、
様々な思いを抱かされた有意義な講演でした(^^)








2016年3月10日木曜日

2016ピアノ発表会

先日、3月6日(日曜日)上野学園ホール406スタジオにて
2016ピアノ発表会~ぽかぽか春のこんさーと~を開催しました

出演者は、3歳から6年生までの生徒さん8名と、
連弾にご参加くださったお母様3名
独唱で参加してくれた娘のお友達とその伴奏で参加の娘の
計13名でした

初舞台の3歳のMくんは教室に通い始めて4ヶ月ですが、
小さい手でしっかり元気な音で演奏してくれました(。◕‿◕。)
自分を見ている客席のひとたちに興味津々の様子ながら
臆することなくリラックスモードでした
ヽ(*´∀`)ノ

昨年から連続出場の他の生徒さんたちは、昨年に比べそれぞれレベルアップした曲に挑戦♪

思い思いに気に入った曲を選んで、普段練習しているよりもかなり高い難易度のものを形にすべく大奮闘してくれました
曲目は湯山昭のバウムクーヘン、中田喜直の風の即興曲など、今回は邦人の作品が多めでした

ちょっと難しすぎたかな~と選曲を反省してしまう時もありましたが、
生徒たちは頑張ってクリアしてくれて、「なんだできるじゃない~」と
こちらの方が改めて子供たちの秘めたる力に気づかされることもありました

もちろん本番ですから、普段はうまくいく所がうまくいかなかったり、
逆に不安だった所がうまくいったりといろいろありますが、
弾き終えた後の皆の満足そうな顔をみると本当に嬉しくなります

お辞儀の仕方や、演奏後のちょっとした仕草にも生徒さんそれぞれの心情や性格がにじみ出ていて、興味深く見ていた楽しいことでした(。◕‿◕。)

連弾のコーナーでは参加くださったお母様にはお忙しい中、
時間を割いて一生懸命取り組んで頂いて、本当に感謝です
姉妹での演奏、親子での演奏ではソロの演奏の時にはない楽しさを皆さん感じているようでした
ヽ(・∀・)ノ

独唱で出演してくれた娘の友達のMさんは
アンジェラアキの手紙~拝啓十五の君へ~などを歌ってくれましたが、
悩み多き青春の心を綴った歌詞がとっても胸にしみてくる歌い方で、
キュンとなりましたヽ(;▽;)ノ

司会をしてくださっていたお母様もうるっとなさっているご様子で、
そんな風に聴いてくださることも嬉しいことでした(。◕‿◕。)

講師としてはまだまだ課題も多いですが、生徒さんたちが目標に向かって努力し、思い思いの音楽を表現し、それぞれ充実した表情を見せてくれたことが何より大きな喜びでした(^^)

音楽って本当に素晴らしいですね(o^^o)♪

ご協力くださった保護者の方々に心から感謝ですm(_ _)m

追伸

そして、司会を担当してくださったお母様、素敵に会を盛り上げて下さり本当にありがとうございましたm(_ _)m