「こんなに素晴らしいものがあったんだ~(;O;)」と
もはや手放せない物となってしまいました(^_^;)
何が素晴らしいって、
「え~、いいんですかぁ、こんなに聴きまくれて本当にいいんですかぁ(゜o゜)」
というくらい動画で本当にたくさんの音楽を聴けることヽ(^。^)ノ
それまで、AmazonやCD店の試聴を全身耳にして吟味し、
えいやっとばかりの気合を込めてCDを購入して聴いていた一流演奏家たちの演奏を、
検索するだけでふんだんに聴くことができるスマホで
音楽生活は本当に便利になりました(^^)
もちろんCDの方が音質等の面で優れていることは言うまでもないのですが、
扱いやすくてコンパクトなスマホの方がどうしても生活に密着してしまいますね(^_^;)
前置きが長くなってしましましたが…
スマホのおかげで遅ればせながら気づいた、
リリークラウスのモーツァルトの素晴らしさについてです(^^)
先日夕飯の準備中、なんとなく選んでかけていたのが
モーツァルトのピアノ協奏曲の全集だったのですが…
(誰の演奏かなどという大事なところをとばして、
ただ作業のBGMにしてしまうという点はスマホで
陥りがちなデメリットですが(^_^;))
包丁をとんとんしながら、流れてくるその演奏に耳を傾けるうちに…
「ええー、なにー、これはなにー!?(゜o゜)」
こんなモーツァルトは始めてじゃない?
これもモーツァルトでいいんだぁ、
いやいや、これが本当のモーツァルトだぁ!(゜-゜)
峻烈で決然と、生きるエネルギーに満ちたその演奏に胸は高鳴り、
しめつけられ、そして魂が解放されていくのを感じました。
特に20番のコンチェルトはすごい力でした。
聴いていると、
人並みに持っていたその時の漫然とした迷いや悩みが吹き飛ばされていくのを感じ、
私はこれでいいんだ、という強い自己肯定感がむくむくと湧いてくるのを感じるのでした。
無意識に蓋をしていた自分の中の深いところのエネルギーが解放されて、
自分を力強く感じることができるのでした。
遅ればせながら演奏者を(最初からこれが肝心要なのですが…(^_^;))調べてみると、
その名はまさに「リリークラウス」なのでした。
名前は知っていました(^_^;)
演奏も過去にパソコンの動画などで聴いたこともあったはず…
いやいやそれどころか、CDさえももしかしたら持っているかも…(^_^;)
がしかし、その演奏の素晴らしさに目が覚めたのが今頃で…
本当にごめんなさい(^_^;)
ピアノコンチェルトはもちろん、ピアノソナタ、ヴァイオリンソナタ、オペラなど
たくさんのモーツァルトを聴いては「あーっ、なんと美しいっ<(`^´)>と悶絶しつつ、
その音楽の素晴らしさは十分認識しつつ…
個人的にモーツァルトの音楽の中に、どうしてもどこか一抹の神経質さ、
腫れ物に触るような不自由さのようなものが感じられ、
胃のあたりをサンドペーパーでなでられるような妙な悲しさを
拭いきれずにいたのですが…
「リリークラウス」の演奏は私のそんなモーツァルト観を打ち砕いてくれたのでした。
「モーツァルトは全宇宙であり、燃え立つ火です。」という
リリークラウスの言葉があるようです。
ああ、まさにこれ!
「全宇宙であり」「燃え立つ火」であろうとする時、
神経質さや得体のしれない不安感は別次元のものになりますね。
リリークラウスの演奏を知り、魂を解放され、
自己肯定の力強い支柱をえたような気持ちです。
ありがとう、モーツァルト。
ありがとう、リリークラウス。
書籍「リリー、モーツァルトを弾いて下さい」を注文して配達を心待ちにしているところです(#^.^#)