2013年4月24日水曜日

まあるいこころ

シェードなやせ地というハードな条件の我が家の庭に
すずらんががんばって咲いてくれたのでアップしてみました
 
 
 
少し前のことになりますが先月3月8日、PTNA広島中央支部の主催で行われた、
萩原麻未さんのお母様の講演会に参加させていただいて、
お話を聞かせていただきました(^^)

萩原麻未さんといえば広島が誇る今をときめくピアニストですが、
お母様の「叱らない子育て」のお話をメディアやいろいろな方々から耳にするたび、
我が家のどうしても叱ってばかりになってしまう子育てを振り返り^_^;、
どうしたらそんな魔法のような子育てができるのか、
ぜひお話を伺ってみたいと以前から熱い気持ちを抱いていましたので
今回の公演は、本当に願ってもない機会でした

お母様は、声といい、話し方といい、雰囲気といい麻未さんとそっくりでした(^^)
気さくで屈託がなく明るい雰囲気、そして少し天然な感じの麻未さんのルーツを見る思いでした

お話の内容は、講演といってもちっとも堅苦しいものではなく、
麻未さんの小さいころからのエピソードなどを、
本当に気さくに、近所のお母さん同士の会話のように親しみをこめてお話し下さいました

麻未さんがコンクールに出場する際に家族で授賞式までの予行演習をした時の話では、
一番から5番までの出演者全員が麻未さんで司会者役のお母様が3番の麻未さんの優勝を発表するようすなど暖かくユーモアのあるご家庭の雰囲気がとても感じられました

麻未さんが自分の弾きたい曲を熱心に弾くあまり、レッスンの課題が後回しになってしまいがちなことからお母様が「麻未ちゃん、レッスンまであと二日しかないんよ、大丈夫なん?」と心の中で大変心配していたというお話をされたときは深い共感を抱いてしまいました^_^;

ただ、麻未さんの場合は、後回しになっていた課題もレッスンではちゃんと弾けたに違いないであろうこと、お母さんが心配しながらじっとそれを口に出さず我慢されていたことが我が家と大違いですが^_^;…
あ、課題が後回しになる理由も我が家とは大違いでした^_^;

少し大きくなられてからのエピソードでは、パリに初めて一人で滞在して帰ってきたときは靴や衣服が擦り切れた感じになっていて大変さを物語っていたこと、広島では優しかったルヴィエ先生がパリではとても厳しくて、這うような気持ちでレッスンに行っていたこと等、ほわんとして屈託のない雰囲気の麻未さんのサバイバルな一面も知ることができ、とても興味深いものがありました

また親としてそんな麻未さんを案じられたであろうお母様の気持ちを思うとウルっと涙が出そうになり、子どもを信じてじっと見守られた強さを本当に尊敬してしまいました

そんなエピソードの中でお母様がいつもこころがけておられたことは
「子どもの心をまあるいこころのままで育てたい」ということだったそうです

こどもは純粋なやわらかいまあるい心を持っているからそれを失わせないよう、まあるいこころのままで育てたいと思っていました、と本当にお母様自身がまあるい雰囲気そのものでお話してくださいました

ほんとうにいいことばだなあとしみじみ思います(^^)

社会の競争や、常識に毒されないで、活き活きした自由でしあわせな子どものこころを大切にしたいということかな…と私なりに解釈してみました…(^^)

ぜひぜひ我が家の子育てにも生徒さんのレッスンにも、そして自分自身にもおおいに心がけたいと強く思っています(^^)

麻未さんのお母様のお話を伺いながら、伝わってきたのはお母様のいつもポジティブな心、感謝の心、そして他ならないお母様自身のまあるいまあるい心でした

まさにこの親にして(お父様もきっとステキな方にちがいありません)この子ありということをしみじみ感じさせられた、本当に感動的でステキな講演でした(^^)

最後にこの講演のことを教えてくれた友人に感謝です(^^)















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