先日、3月11日ピティナ広島中央支部の総会に出席してまいりました(^^)
会の前半は活動報告など、各支部の先生方のご尽力に頭の下がる思いでした
そして、後半は「音大の今」というテーマで
エリザベト音楽大学の垣内敦准教授と、
広島文化学園大学の末永雅子教授の講演がありました
「音大の今」というこのテーマ、ピアノ講師としてももちろんですが、
ピアノ学習中の子を持つ親としても切実で重要なテーマ(^_^;)
いやが上にも関心が高まります
二人の先生方のお話を聞いて思ったのは、
自分の時代とはだいぶ様変わりしているということでした(^_^;)
特に母校である文化学園大学は入試の内容から入学後の履修内容まで
時代とともにとても変容していました
特に履修内容に関しては、
ポピュラー、アレンジ、音楽療法など
様々な科目を選択できるシステムになっており、
「ピアノ指導者をめざす授業」では教材研究、レッスンメソードなどもあり、
まさに盛りだくさんでした(^^)
演奏会を開くために会場予約などの実践もあるとのこと、
自分達の時代では卒業後まさに手探りで覚えてきたことを
ちゃんと学校で教えてくれる…
学校自体が生徒の現実的な卒業後の活動に視点を置いて
学習の内容を様々に工夫しておられることを実感しました
一緒にいた同窓生の「今の時代に行きたかった~」
という言葉が印象に残っています(^_^;)
卒業後のことなどな~んにも考えず、
ひたすら音楽とだけ向き合っていた能天気な自分の学生時代のことを思うと、
正直どちらが幸せなのかは答えを出しにくい面もありますが、
時代のニーズに合わせて様々な努力をなさっている
学校の経営者の方々、諸先生には本当に頭が下がる思いです
エリザベトの垣内先生のお話で印象に残っているのは
「ピアノ科の生徒は卒業後一般就職した際も、うたれ強く優秀な人材が多い。
なぜならピアノ科の生徒は幼い頃から先生のガミガミに耐え、
数々の本番を経験している…」という言葉でした(^_^;)
そうですよね~、
それに加え毎日コツコツ、譜読みをし、テクニックを磨き、曲を覚えets…
ピアノ学習って本当に、根気と忍耐を要するものですね
それでも多くの生徒さんが果敢にそれに臨むのは
その先に豊かで計り知れない喜びが待っているからですね(^^)
音楽の豊かな喜びを知り、芸術の心の世界を持っているというのもきっと、
社会の中でしっかり歩いてゆける大きな力となっているのだと思います
ピアノ教室の講師としては、この喜びに到達するまでの根気と忍耐を
どうにか生徒さんに身につけてもらうというのが大きな仕事ですが、
これもまた根気と忍耐…(^^)
ですがその先に大きな喜びが待っていると思えば、
やりがいのある仕事をできることに感謝です(・∀・)
音大の現実を考えることはまさに音楽と社会の関係を考えることであり、
様々な思いを抱かされた有意義な講演でした(^^)
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