先日、7月17日(日)
アコルトザールにて開催された
ジョルディパロマレスピアノリサイタルを聴きに行きました(*゚▽゚*)
会場であるアコルトザールは私の恩師である
島岡洋子先生のレッスン室兼ホール。
シックでアットホームでとってもステキな会場です(o^^o)♪
汗が飛び散ってきそうなくらい演奏者がすぐ側なので
息遣いや表情など、ダイレクトに感じることができるのが嬉しいです
奏者を人間としてとても身近に感じることができます
ジョルディパロマレスさんはスペインのピアニスト。
2002年から定期的に来日されて演奏活動に併せ
若いピアニストの指導を積極的にされているそうです。
プログラムは前半は
トルドラ、モンポウ、グラナドス等のスペインの作曲家の作品、
後半はシューマンの謝肉祭でした(^^)
やはりスペインの作品は本当に素晴らしかったです。
弾き始めの一音がすでにスペイン…
音の中に情熱やスペインの風景、気候など
たくさんの言葉では説明しきれないものが感じられました
音楽って本当に不思議ですね
突然空間に鳴り響いた音の中に限りないイメージと力が内包されていて
それが聴く人に伝わるなんて、超能力のようです…
神秘ですね(^^)
モンポウの
ゆったりした曲では濃密な空気の中に沈んでいくような
深い感覚を味わい、
グラナドスの演奏会用アレグロでは
太陽と光にあふれた開放感、
(日本の気候では決して味わえないような)
を味わいました
そして、シューマンの謝肉祭の力強さと言ったら!(*゚▽゚*)
力強い一音に込められたエネルギーの強さがすごい!
日頃レッスンで娘が弾かせていただいてるのと同じピアノとは思えないような…
こ、こ、こんな音出るんだ~このピアノ…
と大変失礼ながら、密かに日頃レッスン中に聴き慣れている
ピアノの音との差に驚愕してしまいました(-^〇^-)
この強いエネルギーはパロマレスの個人的なものなのか
それともスペイン特有のものなのか…
テレビで闘牛や、牛追い祭りの映像をみるたび、
そのあまりの危険さに
なんでこんなことわざわざするの~
やめなさいよ~
と理解に苦しむ私ですが
それも彼らの横溢としたエネルギーのなせる技なのか…
いやいや日本にもエネルギーに溢れた演奏家はたくさんおられます
でもやはりあの力強い一音はどうしても日本の演奏家の一音とは
何かが違うのですね
不思議です
思いっきり力強い演奏の後、
アンコールの曲を弾かれる前に
「ちょと疲れた~、体力の消耗」
と片言の日本語で愛嬌たっぷりにおっしゃたのが
とってもキュートでステキでした(-^〇^-)
豊かで親しみのある楽しい演奏会でした♪
0 件のコメント:
コメントを投稿