2018年1月25日木曜日

2017ピアノ発表会続編

前回2017ピアノ発表会の記事では
主に生徒たちのソロ演奏についてお伝えしたのですが、
今回は前回書ききれなかったプログラムの第二部についてのお話です(^^)

発表会プログラムの第一部と第三部は生徒たちのソロ演奏ですが、

第二部は、ご家族のご出演大歓迎、
曲目も演奏形態も自由、
何でもありのフリーコーナーとして毎回させて頂いてます(^^)

親子連弾、兄弟姉妹連弾、お友達同士の連弾、そしてお母様のソロ演奏と、
生徒たちはもちろん、ご家族の皆様が本当に大活躍してくださいました。

親子連弾では、

「やったことはあるけどほんの少しだから自信なくて~」と仰りながら
とても頑張って練習してくださって本番も本当に一生懸命弾いて下さったお母様。

はたまた、未経験でありながら、迷うことなくご出演くださり、
本番も堂々と演奏されたお母様。

こちらも未経験ではじめて娘との連弾に挑戦下さったお父様は
「モーツァルトの2台のピアノを娘と連弾するのが夢」とのこと。

ピアノをはじめる前から大好きで弾きたかった曲をお母様との連弾で実現した生徒は、
達者なお母様の伴奏に支えられて、好きな曲だけにとってもすてきな美しい音でした。

姉妹連弾では、ピアノを始めたばかりの妹に教えながら頑張ってくれたお姉ちゃん。

弟との連弾の為に、受験で引退していたところ一時復帰して奮闘してくれたお姉ちゃん。

モーツァルトの難曲を連弾でご出演くださったお母様とお姉ちゃん。

ご家族の方々も、生徒たちも皆さん本当に個性豊かですが、その皆が
ご自宅で一生懸命練習される姿を思うと、本当に頭がさがり、
感謝の気持ちでいっぱいになります。

ご自宅で、親子や兄弟姉妹でナンダカンダ言い合ったりなどしながら、
楽しく合わせる姿も目に浮かびますね。
(これはしばしば、教室でのレッスン中にもこんな感じでしたが…^_^)

姉妹とお友達の3人での連弾はレッスン中も和気あいあい(わいわいがやがや?)で
活気にあふれ、本当に楽しそうでした。

ソロとは違い、連弾は皆少し肩の力も抜け、ソロにはない音の豊かさを味わい、
何よりコミュニケーションの喜びを味わい、本当に楽しそうでした^_^

人間同士のコミュケーションは会話や手紙や色々ありますが、
同じ音楽を横に並んで一緒に演奏するという、このコミュニケーションの形って
本当に特別で豊かですね。

自分の弾いてるメロディのハーモニーを他の誰かが横で奏で、
リズムをまた他の誰かが刻み…
なんと「一人じゃない感」にあふれていることでしょう(#^.^#)

それから、ソロで「戦場のメリークリスマス」という難曲を演奏下さったお母様。
練習に取り組まれるお姿には本当に脱帽でした。

お持ちの楽譜のどうしても弾きにくい個所をご自分で変更される為に、
YouTubeで演奏している動画の指の動きを必死で追いながら
楽譜に起こして参考にされたとか…

ひえ~なんという根気(>_<)

まさに脱帽、脱帽です(^_^;)

本番は心に沁みる素敵な演奏でした。

生徒たちはもちろん、
ご家族の皆様に本当に真摯にそして楽しく取り組んで頂き、
楽しく豊かな「第二部」となりました。

心から感謝でいっぱいです。

皆様本当にありがとうございました(^^)












2018年1月14日日曜日

2017ピアノ発表会♪

先月12月17日(日曜日)広島流川教会礼拝堂にて、2017ピアノ発表会を開催しました。

教室の生徒16名、第二部の連弾やソロでのご家族のご出演含めると24名の出演となりました。

7月に開催した弾き合い会では、「日常的な雰囲気の会」という主旨で
「いつもより少し頑張れば弾ける曲」を選曲しましたが、
今回は発表j会なので、「少し、あるいは思い切って背伸びをした曲」をそれぞれ選んで、
皆本当によくがんばってくれました(^^)

年中さんから年長さんまでは、
こどものマーチ、インディアンのおどり、ガラスのくつ、優美なワルツ、パリの休日など、
小学生は、
メヌエット(バッハ)、土人のおどり(中田喜直)、トルコ行進曲(ベートーベン)、エリーゼのために、波のアラベスク、雨の日のふんすいなどなど、
中2の生徒は合唱曲の「地球の鼓動」をすばらしく弾き歌いしてくれました(^^)

「大丈夫かな~…しんどすぎないかな~」と若干の不安を抱えつつの選曲でしたが、
思い切って背伸びをした曲に取り組むことで得られるものは計り知れないものがあると思います。

とりもなおさず弾く実力がつくこと、
一生懸命取り組んで高い目標に達成することで自信と喜びを得られること、
音楽性豊かな珠玉の一曲にとことん取り組むことで音楽表現の真髄に近づけること、
一生の宝物となるレパートリーを得られること、
などなど、ぜひ生徒たちにそれらをつかんで欲しい、
発表会という舞台で弾くというモチベーションがある今がチャンス、と思い、
「えいっ」という思いで曲を渡しました(^_^;)

目標が高かったぶん、平坦な道というわけにいかず、
悲喜こもごもの道程を経た生徒もたくさんでしたが、
皆、本当に本当によ~く、よ~く頑張ってくれました!!!(^^)

自分を表現する舞台が待っていること、
気に入った珠玉の曲を選んでいることが生徒の原動力となり、
そしてなんといっても練習に際しての保護者の方のご協力
(練習に付き添ってくださり、レッスン時のポイントを記録してくださったり、励ましてくださったり)が大きな力となって皆本当によく練習して
当日はとても素晴らしい演奏でした!(^^)!

この生徒にはこんな曲が弾けるようになって欲しい、あんな曲も弾いて欲しいという夢をそれぞれの生徒に思い描きながらいつもレッスンをしているのですが、
当日はその夢をみんながそれぞれ順番に叶えてくれてしみじみ幸せを感じました(^^)

一番うれしいのは生徒自身の演奏し終えた時の嬉しそうな表情を見れた時ですね(^^)
中には、もっと上手く弾けるはずだった(^_^;)という気持ちを抱いた生徒もあると思いますが、いえいえ本番は時の運、努力して磨いた音楽は十分伝わっていましたよ。
生徒自身が達成の喜びを感じてくれること、
演奏の喜び、表現の喜びを感じてくれることが
私の何よりの願いです。

演奏に際しての生徒のコメントに「透明感のある音で雨の日のふんすいを表現したい」などという言葉をみつけて冥利につきる思いになります(^^)

講師としてはまだまだ今後に役立てるべき反省点もありますが、よい生徒よい保護者の方に恵まれたことに心から感謝し、音楽み一緒に取り組めることの幸せを心から感じた幸せな一日でした。

追伸
広島流川教会礼拝堂、明るくてとてもすてきな会場でした(^^)
設置のピアノもベヒシュタインの暖かい素晴らしいピアノでした!






 
 
 
 

2017年8月19日土曜日

2017夏のピアノ弾き合い会♪

先月30日(日曜日)、カワイ広島コンサートサロンPaceにて
~2017夏のピアノ弾き合い会~を開催しました。
11名の参加で心温まる、よい演奏会になりました♪

日頃のレッスンで毎週の課題と並行して、良い刺激になればと何人かの生徒に
「ちょっとレベルの高いすてきな曲」を渡して時間をかけて少しずつ取り組んでみたのですが、
皆楽しんで一生けんめい練習してくれて、ステキに仕上がってきたので、
「合格シールだけではもったいないよね~」という思いから、
「弾き合い会」を企画してみました。

本格的な「発表会」となると、曲の完成度や、経費、衣装などいろいろな面で、生徒自身もかなりの気合が必要となり、保護者の方々にもたくさんの負担をお掛けすることになるので、頻繁に開催することは難しいですよね…

でも日頃のレッスンで感じるのは、生徒たちは皆自分の演奏を人に聴いて欲しいという気持ちを常に持っているんだな~ということです。
人前が苦手という生徒さんももちろんいるけれど、そんな、はっきり人前で弾きたいと口に出さない生徒さんからもやはり、音楽で何かを表現したい、音楽で人とコミュニケーションを取りたいという、うまく言えないですが、オーラのようなものを感じてしまうのです。
もしかして、私の一方的な思い込みかもしれないですが、でもやっぱり、
表現すること、コミュケーションを取ることが人間の根源的な欲求だとすると、
そんなオーラも然りなのかも知れないですね。

お互いの演奏を気楽に聴き合う機会がもう少し日常的にあれば楽しいだろうな~、
という思いを込めて今回は、
曲のレベルも普段より「少し」高めのもの、暗譜は自由、服装は普段着OK、
経費は会場費のみ、と、より取り組みやすい形を目指してみました。

気軽さを心掛けた会でしたが、いざ人前で披露となると、生徒たち、発表会と変わらず心を込めて練習してくれて感激でした。
人前パワー、強力です(^^)

会の当日は、普段着OKと伝えってあったにも拘わらず、靴下にレースがついてたり、髪が特別に結ってあったりとポイントのあちこちで皆結構なおめかしをしていて、ドレスの生徒もいて、じんわりとした気合が伝わって来たのでした(^^)

司会者もなしなので、それぞれ、自分で名前と曲目を言ってからの演奏でしたが、年中さんたちもちゃんとしっかり言えて立派でした。
演奏も「楽譜をみてもい~よ~」と言ってあったのにかかわらず、皆暗譜していて、心を込めて本当にいい演奏をしてくれました。
ほんの10か月前のクリスマス会の時より、曲のレベルも実力も皆格段にあがっていて、子供たちの成長のパワーを実感し感激でした。

きっと、生徒同士でもお互いの成長を実感しあい、ちいさいお友達は大きいお友達の演奏を聴いて、夢を抱いてくれたのではと思います(#^.^#)

これまで譜読みの力を第一に取り組んできた生徒が、心に沁みるような繊細な表現力を見せてくれたりと、生徒それぞれが皆次のステップへと進んでいることが感じられ、本当に嬉しいことでした。

生徒の成長を実感できるこの瞬間は講師の冥利に尽きますね!(^^)!
生徒たちがいてくれること、一緒に音楽をできることを本当に幸せに感じます。

頑張ってくれている生徒たち、そして支えてくださっている保護者の皆様に心から感謝です。

追伸
今回、会場に使用させて頂いたカワイサロンPaceは良い響きのピアノで、会場もきれいで落ち着いていて、会場費もリーズナブルでとてもありがたかったです。
また、今回夏休みということもあり予定が重なってしまって参加できなかった生徒には残念な思いをさせてしまいました<m(__)m>またがんばろうね。






























2016年12月24日土曜日

2016きらきらクリスマスコンサート (*⌒∇⌒*)ノ::・''゚☆。.::・''゚★。.::・''゚☆。

先日、12月17日土曜日
南区的場町のミュージックライフTAO広島店のライブステージにて
2016きらきらクリスマスコンサートを開催しました。

今回は学生の時からの友人の教室と合同での開催(^^)
出演者22名の賑やかなコンサートになりました♪

いつもの発表会では、やはりクラシックの曲に親しんで欲しいという気持ちもあり、
メインはクラシックの曲からの選曲ということにしてるのですが
今回はクリスマスコンサートなので、ジャンルも形態も自由、
「やりたい曲をやりたいようにやってい~よ~」と言うと
皆、なんだかイキイキ(#^.^#)
クラシックの良さも知ってほしいな~と
微妙に複雑な面もありつつ(^_^;)
やはり生徒さんたちのピアノに対するイキイキした姿を見れるのは
本当に嬉しいことですね!(^^)!

生徒さん自身による選曲は、好きなアニメの主題歌、ディズニー、学校の合唱コンの曲の弾き歌い、好きなバンドの曲etc.
ふんふん、そうかぁ、こんな曲が好きなのね(#^.^#)
やっぱりそうよね~などと思いつつ、
やる気満々の生徒たちの、普段の練習曲に対する練習の姿勢との差(^_^;)に、
モチベーションの大切さとその力の偉大さを改めて再認識する日々でありました(^_^;)

本番では、緊張タイプ、のびのびタイプ等々個性豊かな演奏者の皆さんが
本当に一生懸命最善を尽くして演奏される姿にいつもながら感動です。
連弾や、弾き歌い等、自由で楽しく素敵な演奏が盛りだくさん♪
とても楽しいコンサートになりました。
当教室の出演者の中には後日談で「手が震えた~」という自己申告者が多数…(^^)
わかるわかる…そんな中がんばってくれたんだと思うと感慨もひとしおです。

演奏プログラム終了の後はほっと一息、お楽しみのケーキタイム♡
ちがう教室の生徒さん同士で演奏の感想を言い合ったりと
皆さん楽しそうでした。
音楽はコミュニケーション。
自分の演奏が聴き手にどう伝わったか、そこが演奏者の最大の関心事ですよね。
聴き手の心を動かしたいというのが音楽することの最大のモチベーション。
そういう意味では演奏後のケーキタイムはそれを伝え合う大事な時間だったのかなと思います。

ケーキタイムの後はビンゴゲーム♪
ささやかですが各講師からのクリスマスプレゼント、頑張って選んだ景品、
喜んでもらえてたら嬉しいです♡

いつもながら、演奏会を開くというのはその度に
大変ながら、その大変さも楽しみのひとつ、
学ぶことたくさん、気づかされることもたくさんです。
そして何よりも、目標に向かって努力して、すてきな演奏をし、
自信を増していく生徒さんの嬉しそうな様子を見ることができるのが
一番の大きな喜びですね。
本番でもうひとつ不本意だった生徒さんも、それはそれで大丈夫。
頑張って練習してすごく成長しています。
みなさんおめでとうとうございます♪

頑張ってくれた生徒さんたち、そして
開催にご協力くださった保護者の方々に心から、感謝です。

追伸(^^)
今回は、友人との共同開催。
準備の段階から協力体制で(あ、いやかなり頼りっぱなしでした…(^_^;))
一人じゃないということはやっぱり楽しくて心強いことですね(^^)
友人と、トロンボーン奏者である彼女のご子息と、私でセッションもさせて頂けて
とっても楽しかったです♪(編曲等全面的に頼り切ってしまいごめんなさい(^_^;))

当日は友人のご主人(骨身を惜しまず動き回り会場全体を管理し、会の進行をがっしり支えてくださいました)、娘さん(とっても素晴らしい司会を務めてくださいました)と
一家総出でお手伝いくださり、友人とご家族に心から感謝、感謝です<m(__)m>
          
          


        セッション:「ベサメムーチョ」と「オデオン」
               トロンボーン(友人ご子息)パンデイロ(友人)ピアノ(私)
               ケーキタイム前の演奏
               ピアノ演奏はソロだととても緊張しますが、
               今回は心地よい友人のパンデイロと
               酔いしれてしまいそうなご子息のトロンボーンと一緒で
               大好きなラテンの曲を
               楽しく演奏させていただけました♪




セッション(写真はリハーサル):トロンボーン(ご子息)、ピアノ(友人)、シェーカー(私)

               友人とご子息の編曲で
               おしゃれな「きらきら星」ラテンバージョンと
               盛り上がり力抜群の編曲の「ジングルベル」
               本番では、友人親子の演奏と
               会場に来てくださった皆さん全員のシェーカーで
               盛大な会の締めくくりとなりました♪
          


















2016年7月28日木曜日

ジョルディ・パロマレス ピアノリサイタル

先日、7月17日(日)
アコルトザールにて開催された
ジョルディパロマレスピアノリサイタルを聴きに行きました(*゚▽゚*)

会場であるアコルトザールは私の恩師である
島岡洋子先生のレッスン室兼ホール。
シックでアットホームでとってもステキな会場です(o^^o)♪
汗が飛び散ってきそうなくらい演奏者がすぐ側なので
息遣いや表情など、ダイレクトに感じることができるのが嬉しいです
奏者を人間としてとても身近に感じることができます

ジョルディパロマレスさんはスペインのピアニスト。
2002年から定期的に来日されて演奏活動に併せ
若いピアニストの指導を積極的にされているそうです。

プログラムは前半は
トルドラ、モンポウ、グラナドス等のスペインの作曲家の作品、
後半はシューマンの謝肉祭でした(^^)

やはりスペインの作品は本当に素晴らしかったです。
弾き始めの一音がすでにスペイン…
音の中に情熱やスペインの風景、気候など
たくさんの言葉では説明しきれないものが感じられました
音楽って本当に不思議ですね

突然空間に鳴り響いた音の中に限りないイメージと力が内包されていて
それが聴く人に伝わるなんて、超能力のようです…
神秘ですね(^^)

モンポウの
ゆったりした曲では濃密な空気の中に沈んでいくような
深い感覚を味わい、
グラナドスの演奏会用アレグロでは
太陽と光にあふれた開放感、
(日本の気候では決して味わえないような)
を味わいました

そして、シューマンの謝肉祭の力強さと言ったら!(*゚▽゚*)
力強い一音に込められたエネルギーの強さがすごい!

日頃レッスンで娘が弾かせていただいてるのと同じピアノとは思えないような…
こ、こ、こんな音出るんだ~このピアノ…
と大変失礼ながら、密かに日頃レッスン中に聴き慣れている
ピアノの音との差に驚愕してしまいました(-^〇^-)

この強いエネルギーはパロマレスの個人的なものなのか
それともスペイン特有のものなのか…

テレビで闘牛や、牛追い祭りの映像をみるたび、
そのあまりの危険さに
なんでこんなことわざわざするの~
やめなさいよ~
と理解に苦しむ私ですが

それも彼らの横溢としたエネルギーのなせる技なのか…

いやいや日本にもエネルギーに溢れた演奏家はたくさんおられます

でもやはりあの力強い一音はどうしても日本の演奏家の一音とは
何かが違うのですね
不思議です

思いっきり力強い演奏の後、
アンコールの曲を弾かれる前に
「ちょと疲れた~、体力の消耗」
と片言の日本語で愛嬌たっぷりにおっしゃたのが
とってもキュートでステキでした(-^〇^-)

豊かで親しみのある楽しい演奏会でした♪















2016年6月14日火曜日

ロシア奏法によるピアノ教本「はじめの一歩」実践セミナー   古畑由美子先生

先日、6月7日(火)南区民文化センタースタジオにて開催された
古畑由美子先生の
ロシア奏法によるピアノ教本「はじめの一歩」実践セミナー
美しい音を求めて…ノンレガートからレガートへ~を
受講しました

昨年、音楽之友社から発行された教則本「はじめの一歩」は
ロシアで使われている教則本を村手静子先生が翻訳されたもの。

ロシア奏法によるこの教則本全3巻をレッスンに取り入れる際の指導法を
村手静子先生の愛弟子である古畑由美子先生がご指導くださいました

テンポの良い気さくな語り口で熱意と愛情を込めてお話くださった内容は…

・指先の一点にエネルギー(重み)を集めて、鍵盤から音を引き出す
・指先に、次に弾く音への意識を持たせ指の動きをアクティヴな状態に保つこと
・2分音符では、手の甲を上げながら音を引き出すようにして
 2拍目を意識すること
・音を響かせたい時は、肘をひらくのではなく手の甲を開放して音を引き出す
・しっかりと足を踏ん張ること
・手首をバネのように意識すること

等々…(細かいことはたくさんあるのですが要約しきれなくてすみません(^_^;))

特に1巻の導入では、楽譜が読めなくても弾けるシンプルな曲を
3指のみで弾く形になっており、
「3指のみのノンレガートで音をつなげて弾く」という奏法には
目からうろこの思いでした

また、1指と5指の重音の奏法ではそれぞれの指の骨格の構造を説明しながら
それぞれの指の打鍵の方向をご指導くださいました。

徹底して研究され工夫されて、あらゆる角度から、
ピアノという楽器に対して人間のアプローチできる可能性を
最大限に実現しているロシア奏法に対して、
改めてその奥深さと芳醇さに感動しました

古畑先生が何度も繰り返しおっしゃっていましたが、
ロシアでは導入から優秀なベテランの教師によりこの奏法のレッスンを
週3回おこなわれるとのこと、本当羨ましい限りですね
「かないませんよね~」と先生も繰り返されてました(^_^;)

そして、先生が講義の途中にに時折挟んでくださる数フレーズの演奏が、
もう本当にステキで、これぞロシア奏法という説得力に満ちていました
ぜひ、先生の演奏を聴きたいです

講座終了後に、参考にとご紹介くださった先生の御本
ゲンリヒネイガウスの~ピアノ演奏芸術~を
開いて拝見させていただいたのですが、
分厚い本の難解そうなびっしりの文章のそこここにアンダーラインが…
恥ずかしながら、奏法に関する文章の読解に困難を極める私としましては
ひたすら脱帽の思いでした(^_^;)

さてさて、当教室では導入の数名の生徒さんには購入いただいて、
すでに沢山の教本を抱えているキャリアの生徒さんには教室にて
この教材を勉強させていただいてます

一朝一夕には習得が難しいこの奏法は生徒の方にも根気が必要となり、
飽きたり、困難を感じすぎないよう
持って行き方にはコツがいると思いますが、
読譜が易しい分、奏法のみに集中できることもあり、
思ったより面白みを感じてくれている様子の生徒さんもあるようです(*゚▽゚*)

その分、指導者としては責任の重さを痛感しつつ、
この魅力あるロシア奏法に関して
さらにできる限りの勉強をしていければと思っています









2016年5月28日土曜日

アレクセイ リュビモフ ピアノリサイタル

先日、5月22日(日曜日)広島流川教会で開かれた、
ロシアのピアニスト、アレクセイ・リュビモフのピアノ演奏会に
行ってきました(^^)

リュビモフは、モスクワ音楽院でネイガウスとナウモフに師事したロシアのピアニスト。
シェーンベルグやシュトックハウゼン、ブーレーズ、リゲティなどの
現代音楽の作品のソ連初演を行い、
同時代の西側の音楽に関わったことで、ソ連当局から非難を招き、
数年間国外へ出ることを妨害されたが、
その間、古楽器への取り組みに専念して
モスクワバロック四重奏団を結成…等の経歴もたれているそうです

友達と幟町の教会へ間違えて行ったあと(^_^;)、
ググったり、人に聞いたりしながら流川教会にたどり着いたのは開演の30分くらい前でしたが、
ホール内はまだリュビモフのリハ中のようで
ロビーに中からピアノの音が聴こえてきていました

しばらくして、リハを終え、ホールから出てきたリュビモフはなんと
ジーパン姿ヽ(・∀・)ノ
おおぅ、今から着替えるんだぁ(*゚▽゚*)

開演20分前にしてジーパンというラフないでたちで、
開演を待つ観客の間を普通に歩いて楽屋へ向かう姿に
なぜか早くもかなりの好感を持ってしまいました

ホールは感じの良い小ホールで教会だけあって高さのある天井が印象的でした

ピアノはこれもやや小ぶりのベヒシュタイン。
教会の小ホールとベヒシュタイン、なんか似合いますね

舞台袖というものはなくリュビモフはその都度、
客席後方の出入り口から、客席の間を通って出入りされてました
白髪を(チラシのお写真は黒髪ですが(^_^;))ふわりふわりとなびかせながら、
これもまたふわりふわりという感じの歩き方で傍を通過されるたび
暖かい親しみを感じないではいられませんでした

いよいよ演奏が始まり、最初の低音が鳴り始めてすぐ、
ああぁ、今日はあたりだぁヽ(;▽;)ノとしみじみとした喜びに包まれました

音がエモーションそのものであり、感情を持った人の声のように感じられました

一曲目は
ゲオルギイ・イヴァノヴィッチ・グルジェフという作曲家の
大聖堂による賛歌とその他の音楽より~瞑想のための音楽
という祈りの曲で、恥ずかしながらまったく知らない曲だったこともあり
やや緊張のなかで聴きましたが、
一音一音がはっきり性格を持っていて、生きて心に響いてきました
祈りの曲だけあって、時に人の声、エモーションを通り越して、
光そのもののような響きを感じました
よく、臨死体験をされた人などのお話に出てくる、ものすごく強いけどものすごく優しい限りなく美しい光…そんな感じに音が包まれているようでした

2曲目からは、馴染み深い
モーツァルト、ベートーベン、シューベルト、ドビュッシーというプログラムで
こちらはだいぶリラックスして聴けました

あくまで個人的な趣味ですが特にシューベルトはもう本当に美しくて天国にいるようでした

音はあくまでエモーションそのものであり、生きた人間の性格や感情のストーリーをはっきりと伝えながら、
どんなに激しい感情もあくまで暖かい音で決して人を不快にさせず、
ある意味では、せせらぎ音のような感覚的な心地よさも合わせ持っていて
素晴らしさに涙が出そうでした

ドビュッシーも素晴らしく、これはロシアピアニズムの特徴のようにも感じますが、
柔らかいビロードのようなピアニッシモの素晴らしさ!
琴線の琴線に触れてくるような究極の繊細さがたまりません

そして、この日のピアノ、ベヒシュタインは
リュビモフの木の温もりを感じさせるような暖かい音にぴったりあっているように感じました
ベヒシュタイン、ファンになってしまいました

アンコールのショパンとその他の曲(すみません、曲目がわかりません(^_^;))も素晴らしく、
音楽の喜びに酔いしれた、すばらしい演奏会でした(^^)



インクが出にくくなっていたマジックの先に息を吹きかけたりと気さくな様子でサインして下さいました(。◕‿◕。)
購入のCDはショパンのバラード等、フォルテピアノの録音で味わい深いです♪